2017年12月28日に、企業主導型保育事業の助成決定を受けて締めくくりました。
年が明けて2018年1月5日に、運営に関わるメンバーが大切にしている3つの価値観（①鎌倉のための保育園　②みんなでつくる保育園　③人としての根っこをつくる保育）をより具体的なアイデアで実現するために関係者が集まり、ブレストを行いました。

ブレストとは、複数人でアイデアを出し合う会議手法のことです。ここで特に大事にすることは、「アイデアの質より量を重視すること」そして、「他人のアイデアに乗っかること」です。

園長を含め保育士10名とカヤックの社員を交えて、お題「地域と一緒にできるイベント」「取り入れたい制度（主体は子ども・保護者・スタッフどれでも）」についてブレストを実施しました。今回は「ブレストカード」を使い、保育士も日頃のアイデア出しとはちょっと違った角度から保育を考える機会となり、即興で出たアイデアにみんなが乗っかり、それを面白がり、運営のチームワーク向上にもつながりました。

例えば、「地元の野菜をつかって鎌倉の農家と交流したい！」「『自分の椅子』をお父さんと作る！」「園全体に布を貼り、それをちぎって服を作る！」という楽しそうなアイデアや「みんな思いっきり泣く日」「電気を使わない日」というちょっとドキドキするアイデア、「みんなで消える」「怒らない日」という実現できるか不安なアイデアまでたくさん出ました。今回のブレストで出たアイデアは、まちの保育園 鎌倉の保育に活かせるようさらにブラッシュアップしていきます。